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Text File  |  1996-11-07  |  5KB  |  84 lines

  1. 1.J-Docについて
  2.  
  3.  J-Docとはテキストの長さ無制限のテキストリーダーです。名前が示すとおり、J-OS環境下で正常に動作します。また、J-OSがない場合、通常の英文リーダーとして動作します。
  4.  
  5. 2.特徴
  6.  
  7.  J-Docの特徴を以下に示します。
  8.  
  9.  ・英文テキストリーダーDocとデータコンパチです。Doc用のデータをJ-Docで読むことができます。
  10.  ・J-OS環境下では日本語リーダーとして、J-OSがない場合、英文リーダーとして動作します。
  11.  ・PC/Mac上のテキストをDoc用に用意された変換プログラムでPILOT用のデータベースに変換し、それをPILOTに転送します。
  12.  ・画面を90度単位で回転することができますので、PILOTを好きな方向にもって読むことができます。
  13.  ・上下スクロールボタンを上下スクロールの好きな機能にマッピングできますので、使いやすいボタンを選択できます。
  14.  
  15. 3.利用方法
  16.  
  17.  J-Docを利用するにはテキスト変換プログラムが必要です。http://www.concentric.net/~rbram/doc.shtmlを参照して、MAKEDOCと呼ばれるプログラムを入手してください。96年11月6日時点での最新バージョンは6であり、プログラム名はMAKEDOC6.EXEです。これより古いMAKEDOCを利用した場合、正常に動作しない可能性がりますので、注意してください。
  18.  MAKEDOCを入手した後、以下の順にしたがって利用してください。
  19.  
  20. (1)J-Docのインストール
  21.  PC上でJ-Doc.prcをインストールした後、Hot Syncを実行してください。
  22.  
  23. (2)テキストファイルの変換
  24.  PC上のDosもしくはDos窓で以下のようにコマンドを実行して読みたいテキストをPILOTのデータベースに変換してください。
  25.  C:¥>MAKEDOC6 {option} textfile  pilotname name
  26.   ここで、option,textfile,pilotname,nameの各意味は以下のとおりです。
  27.   option:圧縮の有無を指定します。デフォルトで圧縮をします。-nを指定すると圧縮を行いません。圧縮を行わない場合、テキストの変換は速くなりますが、J-Docの実行速度はほとんど変わりませんので、通常は圧縮を行います。
  28.   textfile:変換するテキストファイルのファイル名を指定します。
  29.   pilotfile:作成するデータベースファイルのファイル名を指定します。拡張しとして.prcを指定して下さい。
  30.   name:J-Docでテキストを選択するときに表示される名前を指定します。32文字以内で指定してください。
  31.  
  32.  例)readme.txtというテキストファイルをreadme.prcと言う名前のデータベースに変換する場合。(圧縮し、J-DocではREADMEと表示させる場合)
  33.   c:¥> makedoc6 readme.txt readme.prc README
  34.  
  35. (3)テキストデータベースのインストール
  36.  (2)で作成したデータベースファイルをインストールした後、Hot Syncを実行してください。
  37.  
  38. (4)J-Docの実行
  39.  J-Docを実行すると、テキスト選択画面が表示され、インストールされているデータベースの一覧が表示されます。
  40. の 読みたいファイルを選択して下さい。テキスト表示画面になります。
  41.  
  42. (5)テキスト表示
  43.  テキスト表示画面では以下の機能が利用できます。
  44.  
  45.  (ボタン)
  46.  ・上下スクロールキー:1画面文スクロールします。以下で説明するOPTIONで指定することによりそれぞれのキーの機能を変更することができます。
  47.  (メニュー)
  48.  メニューから以下の機能を実行できます。
  49.  ・Go To top of page:テキストの先頭へ移動します。
  50.  ・Go To Bottom of page:テキストの最後へ移動します。
  51.  ・Close Document:テキスト選択画面へ移ります。
  52.  ・Get Info:プログラムの説明画面が表示されます。
  53.  ・Option:以下のオプションを選択することができます。
  54.    Orientation:画面の表示方向を選択することができます。デフォルトでは通常の方向(ボタンが下の向き)になります。
  55.    Up Button:上スクロールボタンを押した時の動作を上スクロール、下スクロールから選択することができます。デフォルトでは上スクロールになります。
  56.    Down Button:上スクロールボタンを押した時の動作を上スクロール、下スクロールから選択することができます。デフォルトでは上スクロールになります。
  57.    Delete Document:現在読んでいるデータベースを削除します。
  58.  
  59. 4.各種制限等について
  60.  
  61.  ・現時点では一時に利用可能なドキュメントは12個までです。
  62.  ・一行単位のスクロール機能、しおり機能などはありません。
  63.  ・途中でほかのプログラムを起動しても、状態が保存されます。次にJ-Docを起動した場合、同じ場所からテキストを読むことができます。
  64.  ・上下キーに同じ機能を割り当てることができます。
  65.  ・テキストはPILOT内部で4000文字単位(以下ページと呼びます。)で保存されています。画面をスクロールする際に、ページをまたがって一画面に表示することができません。したがって、ページを移動する場合、
  66.    1ページの最後を表示−>2ページの先頭を表示
  67.  となります。場合によっては漢字が文字化けすることもあります。
  68.  
  69. 5.ライセンスについて
  70.  
  71.  すいません。シェアウェアです。1000円を住所、名前、電子メールアドレスを添えて以下の住所に送金してください。近日中にNifty Serveの送金システムを利用可能にする予定です。
  72.  
  73.  〒206 東京都稲城市矢野口1405-1-203 山田達司
  74.  
  75. ただし、以下の条件のうち一つでも満たす方にはフリーウェアとします。登録の必要はありません。
  76.  ・Macintoshユーザー(パソコンを複数台持っている場合、1stマシンがMacintoshの場合)
  77.  ・J-Viewer,J-OS,J-Address,J-Doc(旧名SuperDoc)等のベータテストに協力していただいた方。なお、ベータテストに協力するとはプログラムを利用し、それに関する、バグレポート、感想等を96/11/05以前に私にメールするか、Palmtop PC mailing list,Nifty Serve等に投稿することを意味します。
  78.  ・上記ソフトウェアおよびPILOTについて商用の雑誌などに記事を書いた/書く予定のある方。
  79.  
  80. 6.終りに
  81.  
  82.  本プログラムのベータテストにご協力いただいた、Palmtop PC Mailing Listの皆様、Nifty Serve FENOTE10番会議室の皆様に感謝いたします。
  83.  MAKEDOCの作者であり、テキスト展開のプログラムを利用させていただいたPat Beirne様には特に感謝いたします。また、素晴しいプログラムであるDocの作者であるRick Bram様に敬意を表します。
  84.